Q1-1 捜査機関(警察、検察)から「話を聞かせてほしい」と連絡がありました。犯罪を犯した心当たりがあります。素直に出頭したほうがいいでしょうか。
A1-1 たとえ、自分が犯罪を犯していたとしても、まずは弁護士に相談してください。取り調べにどのように応じたらよいかなど、戦略を練ることができます。
Q1-2 素直に自白したほうがよいのでしょうか。
A1-2 捜査機関はプロです。何を話し何を話さないか、完全に黙秘すべきかなどは弁護士と戦略を練ったうえで対応しないと、不利な調書(証拠)を作られてしまう恐れがあります。
Q1-3 素直に認めなければ、罪が重くなるのではないですか。
A1-3 認めることはいつでもできます。しかし、認めてしまったこと(誤解などを含む)を覆すのは困難が伴います。罪を認めるのは、慎重になることをおすすめします。
Q1-4 素直に認めなければ、逮捕されるのではないです。
A1-4 認めなければ、逮捕する(できる)という法律はありません。逮捕された場合に備えて、弁護士は各種の準備をします。
Q1-5 家宅捜索(捜索・差押え)を防ぐことはできますか。
A1-5 家宅捜索を絶対的に防ぐ方法はありません。
Q2-1 捜査機関から連絡がありましたが、罪を犯した覚えはありません。無視していいでしょうか。
A2-1 事情によりますので、弁護士にご相談ください。参考人や関係者として捜査機関から呼出しを受けている可能性もあります。