弁護士伊藤祐貴@台東区・上野御徒町のブログ

第二東京弁護士会所属。労働問題(解雇無効、残業代請求、退職代行等)、離婚・不貞慰謝料請求、相続、遺産分割、景品表示法、民事、刑事、少年事件など。

塗るだけで痩せる表示が景表法違反(優良誤認表示)とされた事例

https://www.caa.go.jp/notice/entry/024661/

 

1 表示内容

 

 Y社は、本件商品の容器包装の画像と共に、

 

・「ついに・・・部分痩せが可能に」

・「女の格を上げるのは塗るだけダイエット?!」

・「ダイエットにも美容にもこれ一本!」

・「痩身効果 ホスファチジコリン ※脂肪溶解駐車のメイン成分」

などと表示することにより、

 

あたかも、本件商品を身体の部位に塗布するだけで、本件賞に含まれる成分の作用により当該部位に短期間で著しい痩身効果が得られるかのように示す表示をした。

 

2 裏付けとなる合理的な根拠

→なしと認定。

 

3 打消し表示

Y社ウェブサイトの

・「※掲載しているお声は、個人の感想であり、実感には個人差がございます。」

・「※適度な運動とバランスの良い食事にA商品を併用いただいた結果です。」

・「※マッサージの効果による」

と表示したが、

一般消費者が表示内容から受ける本件商品の効果に関する認識を打ち消すものではないとされた。

 

4 消費者庁による命令の内容

・上記の表示は、本件商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものより著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものである旨を一般消費者に周知徹底すること。

・再発防止策を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。

・今後、表示の裏付けとなる合理的な根拠をあらかじめ有することなく、上記の表示と同様の表示を行わないこと。